これまで小林晋平准教授が数多くサイエンスイベントや一般向けの講座を開催してきた経験から、研究室の学生たちと新しい科学講座を開発し、開智望小学校をはじめ、開智学園のいくつかの学校でSciBId 放課後サイエンスを開講することになりました。この講座には以下のような特徴があります。
◆ 自然そのものやそれが織りなす現象の美しさ・奥深さに触れ、「世界を面白がる力」を育てる
◆ 日常で見かける現象と宇宙やブラックホールなどの最先端の研究内容との繋がりを理解してもらう
◆ サイエンティフィックアートにも使われる現象を題材を用いることで自然現象を数理の目でも見る方法を養う
講師は、東京学芸大学 教育学部 物理学教室 小林研究室の学生たちです。小林晋平准教授が授業を行うこともあります。
東京学芸大学は、教員養成系大学を代表する国立大学としてこれまで多くの教員を輩出してきました。この伝統の中で学生たちは「研究を通じ,科学についての理解を深める」ことだけでなく、「どうやったらわかりやすく伝えることができるのか」や「子どもたちの日常の学びと、自分たちが大学や大学院で学んでいる高度な内容をどう結びつけるのか」を意識して日々研鑽を積んでいます。研究室ではブラックホール・初期宇宙・数理物理・流体力学といった物理学プロパーの研究とともに、授業研究や教材開発など、物理教育・理科教育に関する研究と実践を行っています。
◆ Kaichi Science-Based Interdisciplinary Lectures (SciBId)
放課後サイエンス@開智所沢小学校 2024.4〜
◆ 放課後サイエンス@開智望小学校 2023.4〜2024.3